メンバーは

食堂を開くにあったって、50食以内で考えると

調理担当 4~5名

受付・配膳担当 3名

最低8名のメンバーが必要です。これより少ない人数でも実施可能ですが経験から、人数が少ないと各人の負担が大きく、実施後疲労感が残ります。継続するためにも各個人の負担は軽減したいです。

調理担当

① 食事開始までに調理は終わっていることが多いですが、メニューによっては食事開始後も調理が続いていることもあります。

②食器は洗いながら使いますので、これも調理担当の仕事です。

③盛り付け。ご飯、スープなどは事前盛り付けはできません。

受 付

①地域・子ども食堂では有償の場合もありますので、金銭管理が必要です。

②来場者の氏名、住所を記入して頂くこともあります。また、アンケートを取る場合もあります。
(子どもが一人で来ている場合などや、食堂の目的によっては個人情報の収集はしない方がよい場合も)

配膳係

①調理スペースと食べる場所が近い、間にカウンターがある場合などは、「セルフ」が基本ですが、調理スペースと食事スペースが離れている場合は、「配膳係」が必要です。

②高齢者や子どもたちがメインの食堂では予測不能の事態もあります。配膳係は最低1名はおいて食堂内に注意をはらいましょう。

保健所

私たちの場合は、「営利目的ではない」ということで保健所への登録は免除されています。ただし、事故を防ぐために調理メンバーは検便を実施しています(毎回ではないですが)。検便の容器は地域の保健所で無料で配布しています。検査は最寄りの検査センターへ自分で持参し依頼します。費用は200~300円です。

食堂を開設する場合は、最寄りの保健所さんとも話し合いましょう。

食中毒防止について

普段から「気軽に食堂を開設しましょう」と言ってますが、これらは最低限の守るべきことです。

私たちの場合は

①刺身などの生ものは絶対使用しない。すべてその調理場で加熱したものを提供します。

②野菜もできるだけ加熱したものを使います。(温野菜)

③手洗い、手袋の使用、マスク使用。

食物アレルギーについて

卵、小麦、蕎麦、牛乳など多くの食物アレルギーがあります。私たちの場合は特にこれらの食材使用は制限してません。

ただし、「卵、小麦、蕎麦、牛乳など食物アレルギーには対応していません。これらのアレルギーのある方は食事をご遠慮ください」というような掲示を入口や、室内にしましょう。