実施回数は

無理せず、とにかく1回やって見ましょう。余裕があるときの不定期開催で良いと思います。

気仙沼で定期的に開催しているのは1か所、月1回です(ドリームキャンプ子ども食堂)。見学した陸前高田市、石巻市でも月1回がほとんどです。月1回定期的に実施するだけでも大変です(頭が↓)。

費用は

これが一番の問題です。当然メニューによりますが、50食ですべて購入すると2~3万はかかります。他市町村では公的扶助もありますが、気仙沼地域ではこれからです。

食堂を開催するにあたってはできるだけお金をかけない」「メンバーによる個人負担はしないことが大切です。

(現金ではなく、家にあって余っている食材であれば、メンバー負担も一部良いと思います)

メンバーはそのかわりに労力を提供します。

食堂を開くことを決めたら、まず開催日は決めないで、食材の確保とメニューを考え、無理のないスケジュールを設定しましょう。

ではどうするか。

1. 食材をできるだけ寄付して頂く。これが一番です。「寄付して頂ける食材からメニューを決める」場合も多いです。農家、商店、スーパーマーケット、個人など。

2. 補助金の利用する。自治体(県、市)によっては、子ども食堂に対する公的補助があります。また、地域外の企業からの補助がある場合もあります。特に、被災地では「震災復興」に対する補助金があります。

気仙沼市役所地域づくり推進課に毎月補助金リストがあります。自分たちの会の目的に合う補助金を探しましょう。

注1)復興のための補助金を「子ども食堂」に使えるかは、補助または仲介してくださった団体などに相談しましょう。
純粋に「復興にため」という場合は、災害公営住宅などで「地域食堂」として開催しています。

あくまでの、支援してくださった方々の目的、意思を尊重しましょう。

注2)継続するためには、1の食材寄付を主とし、補助金はできるだけ節約しましょう。

石巻市の子ども食堂補助

3. フードバンクの利用

福祉、復興目的であればフードバンクを使うこともできます。気仙沼では「フードバンクいしのまき」さん、

「フードバンクAGAIN(あがいん、富谷)」さん

これらのフードバンクを利用するには事前登録が必要です。自分たちの食堂の目的が各フードバンクさんの趣旨に適合するか事前に話し合いましょう。