目的

① 大勢で食べることの楽しさを知る場を提供する

② 外部型支援事業として、地域自治会や災害公営、防災集団移転地区と連携し住民の交流の場を提供する。

③ 食堂を開催し地域住民のみなさんと交流して、地域の問題や震災復興の道筋を考える。

④ 地域、子ども食堂をしてみたい、チームを作りたいという方々の支援を行う。

成り立ち

 母体は気仙沼市が主催する「アクティブコミュニティ塾」の卒業生で結成した「マチナカ地域サポーター メ・ケ・アロハ」です。アクティブコミュニティ塾は簡単にいうとシニア向けのリーダー講習会です。目的は気仙沼市の活性化や震災からの復興です。メ・ケ・アロハのメンバーは主に自治会役員、街づくり協議会、復興や他のボランティア団体の経験者です。

「メ・ケ・アロハ」はマルシェの開催、地場産品を使用した商品開発、地域・子ども食堂、他のイベント支援など多くのことを行っています。活動の中で

 地域食堂、子ども食堂に興味があるけど、他のことは・・・・仕事もあるし・・・

そんな声が多くあり、皆さんに教えられメ・ケ・アロハの食堂部門を独立させ純粋に地域・子ども食堂だけを行うチームを立ち上げました。

楽しく余力で

 ほとんどのメンバーは仕事をもっています。メ・ケ・アロハと同じように「イートる」も、できるだけ一人ひとりの負担を軽くし、大勢の力を少しづつ出し合うチームを目指しています。

 過去に視察させて頂いた岩手の子ども食堂さんのチームでは、自分の用事の合間に1時間だけお手伝いに来ていた方がおられました。また、その時初めてお手伝いに参加したという90才の方もおられました。

 宮城県石巻市で開催された「子ども食堂フォーラム」では、若いお母さん方のチームが「子どもたちのためというより自分たちのため楽しく活動しています」というチームがいらっしゃいました。

 こんな中に私たち「イートる」の目指すチームの在り方があると思いました。

たとえ1年に一度、1時間でもお手伝いしてくれる方にメ・ケ・アロハ(こころより、ありがとう)

そして、食べに来て下さった方々にメ・ケ・アロハ(こころより、かんげい)